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「指定都市サミットin神戸」の開催結果について 発表資料 平成25年5月分 | 相模原市

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(1)

「指定都市サミット in 神戸」の開催結果について

◆要請活動は、①、③、④について行います。

① 、④の取扱いについて

5月31日(金)に矢田 神戸市長が、6月6日(木)に阿部 川崎市長が、政党・ 省庁に対し、要請活動を行います。

③の取扱いについて

取扱いについては、部会長市(札幌市)に一任されました。 市長による要請活動は行いません。

平成25年5月29日 相模原市発表資料 担当:広域行政課

042-769-8248

本日5月29日、指定都市市長会(会長:矢田 立郎 神戸市長)は、神戸市

において「指定都市サミットin神戸」を開催し、次の要請等を採択しました。

① 地方分権改革の推進に向けた指定都市市長会要請

② 多様な大都市制度の早期実現を求める指定都市市長会アピール

③ 生活困窮者自立支援法(仮称)と生活保護制度の見直しに関する

指定都市市長会意見

④ 骨太方針2013(仮称)に対する提案

※意見文等は、添付資料をご参照ください。

問合せ先:神戸市企画課 藤原、河原 TEL078-322-5022

※5月29日連絡先 TEL080-1481-1105

指定都市市長会事務局 鈴木、上村 TEL03-3591-4772

※5月29日は事務局不在のため神戸市企画課へ

(2)

地方分権改革の推進に向けた指定都市市長会要請

地方分権改革については、地方分権改革推進委員会による数次に

わたる勧告を踏まえ、第1次及び第2次一括法が施行され、さらに

今年4月には新たな第3次一括法案が国会に提出されるなど、義務

付け・枠付けの見直しや基礎自治体への権限移譲などについて一定

の進展が見られ、地域の自主性を高める取組が一歩前進したものと

評価している。

しかしながら、地方が自らの判断と責任により、地域の実情に沿

った行政運営を行うことが可能となるためには、その取組は不十分

であると言わざるを得ない。

また、地方分権改革の推進による地域力の向上は、日本再生に必

要不可欠であることから、総理大臣の強力なリーダーシップの下、

4月に設置された地方分権改革有識者会議において指定都市等の地

方の意見を十分反映させながら、真の分権型社会の実現に向け、更

なる義務付け・枠付けの見直し、指定都市への権限移譲及び税源移

譲の推進など、地方分権改革に積極的に取り組んでいただくよう、

次のとおり強く要請する。

平 成 2 5 年 5 月 2 9 日

指 定 都 市 市 長 会

(3)

1 更なる義務付け・枠付けの見直し、指定都市への権限移譲及び

税源移譲の推進

(1)更なる義務付け・枠付けの見直し等

国はその本来果たすべき役割を重点的に担い、 住民に身近な行

政は、 できる限り地方自治体に委ねるという理念の下、 国と地方

の役割分担を抜本的に見直すこと。 その上で、 地方自治体におい

て自主性及び自立性が十分に発揮できるよう、 法令等による義務

付け・枠付け・関与を原則として廃止するとともに、 法制化によ

り既に設定されたものの撤廃も含め、 「従うべき基準」の設定は

行わないこと。また、基礎自治体優先の原則に基づき、国・道府

県から指定都市への大幅な権限移譲を進めること。

あわせて、 権限移譲により指定都市に新たに生じる財政負担に

ついては、 税源移譲を基本として、 適切な財政措置を講じること。

なお、地方分権改革推進委員会の勧告事項のうち見直しが行

われていないものや、 地方からの具体的な提案があったにもかか

わらず見直しが行われていないものがあるなど、 取組は未だ不十

分な状況にある。 よって、 4月に設置された地方分権改革有識者

会議において指定都市等の地方の意見を十分に反映させながら、

国の責任の下で、 改革の実現に向けた具体的な道筋を示し、 更な

る見直しを確実に進めること。

(2)県費負担教職員の給与等の移譲に係る財政措置

県 費 負 担教 職 員に 係 る 包括 的 な権 限 を 指定 都 市に 移 譲 する 際

には、 教育委員会の事務費や加配職員人件費等、 移譲に係る経費

の全額を適切に算定し、 道府県から指定都市への税源移譲により

必要額を措置すること。

2 国の出先機関の事務・権限の移譲

国の出先機関改革については、 見直しに向けた具体的な工程を明

らかにして、着実に改革を推進すること。

なお、 ハローワークについては、 既に実施されている国と地方の

一体的な取組に係る成果と課題について早急に検証を行い、 「ハロ

ーワーク特区」 の実施にとどまらず、 希望する指定都市への事務・

(4)

権限の移譲を実現すること。

また、直轄道路や直轄河川、その他の事務・権限についても、移

管に向けた取組を速やかに実施すること。

3 国庫補助負担金の改革

国と地方の役割分担の見直しを行った上で、 国が担うべき分野に

ついては、 必要な経費全額を国が負担するとともに、 地方が担うべ

き分野については、 国庫補助負担金を廃止し、 所要額を全額税源移

譲すること。

また、 税源移譲されるまでの間、 地方が必要とする総額を確保し、

継続事業の着実な実施に配慮するとともに、 事業規模や使途に関す

る要件の緩和、 予算の流用への弾力的対応、 事務手続の簡素化など、

地方にとって自由度が高く、活用しやすい制度とすること。

4 国直轄事業負担金の廃止

国と地方の役割分担の見直しを行った上で、 国が行うこととされ

た国直轄事業については、地方負担を早期に廃止すること。

また、 現行の国直轄事業を地方へ移譲する際には、 所要額を全額

税源移譲すること。

5 地方交付税の必要額の確保と臨時財政対策債の廃止

地方交付税総額については、 地方の財政需要や地方税などの収入

を的確に見込むことで、必要額を確保すること。

国 ・ 地方を通じた歳出削減努力によってもなお生じる地方財源不

足の解消は、 地方交付税の法定率引上げによって対応すべきであり、

臨時財政対策債は速やかに廃止すること。

地方交付税の算定に当たっては、 大都市特有の財政需要を的確に

反映させるとともに、予見可能性の確保に努めること。

また、 地方交付税は、 地方固有の財源であることから、 国の政策

目的を達成するための削減は行わないこと。

(5)

多様な大都市制度の早期実現を求める

指定都市市長会アピール

指定都市は、住民に最も身近な基礎自治体であり、各圏域の中枢都市

として、人口の集中や産業の集積などによる大都市特有の行財政需要に

対応しながら、全国の都市自治体を先導する役割が求められている。

しか し 、現 行 の指 定 都 市 制 度 で は 、道 府 県 の事 務 権 限 の一 部 につ い

て特例が措置されているに過ぎず、大都市の潜在能力を十分に発揮する

ことができない。

大 都 市 制 度 に関す る議 論 の根 幹は 、こ のよ う な 課題 を 解 決 し、基礎自

治体優先の原則の下 、住民がより 良い行政サービスを受けられるよう、大

幅な権限と税財源の移譲により真の分権型社会を実現することにある。

指定都市は、その規模や歴史・文化の違い、国や広域自治体との関係

性、地域で果たす役割など、それぞれが異なる特性を持っており、大阪や

新 潟 な ど では 、各 地 域 にふさ わ しい 大 都 市制 度 の実 現を 目 指 してい る 。

大都市が抱える諸課題を解決するためには、各地域の実情に応じた大都

市制度を整備することが必要である。

国においては、第 30 次地方制度調査会が、今年の夏に大都市制度に

関する答申を予定している。また、与党において、道州制に関する基本法

案の検討が進められているのをはじめ、道州制に関する議論が活発に行

われている。道州制の議論に当たっては、住民に身近な基礎自治体の充

実と新たな大都市制度の位置付けを明確にすることが不可欠である。

ついては、昨年成立した「大都市地域における特別区の設置に関する

法 律 」 に続 き 、従 来 か ら 制度 創 設を 提 案 して い る 特別 自 治 市 な ど 多様 な

大都市制度の早期実現を図るよう、国や各政党に対し、引き続き強く求め

ていく。

平 成 2 5 年 5 月 2 9 日

指 定 都 市 市 長 会

(6)

生活困窮者自立支援法(仮称)と生活保護制度の見直しに関する 指定都市市長会意見

新たな生活困窮者対策と生活保護制度の見直しについては、平成24年8月の社 会保障制度改革推進法の施行及び平成25年1月の社会保障審議会生活困窮者の生 活支援の在り方に関する特別部会の報告書を受け、現在、生活困窮者自立支援法(仮 称)制定及び生活保護法改正が進められているところである。

就労可能な年齢層の生活困窮者増大に伴い、生活保護を受給する「その他世帯」 が著しく増加している現状において、生活保護に至る前の段階にある生活困窮者及 び生活保護受給者に対する社会的経済的な自立に向けた支援は、とりわけ大都市に おいて重要な課題である。

新たな生活困窮者対策と生活保護制度の見直しが、地方自治体において実効的か つ持続的に実施可能なものとなるよう、指定都市市長会として、以下のとおり求め る。

1 生活困窮者自立支援法(仮称)について

(1)財政措置について

生活保護受給者の急増による扶助費及び人件費の増加に伴い、地方自治体の 財政は、既に深刻な状況にある。

平成27年度の新制度の施行に当たっては、住宅支援給付等既存事業の国庫 補助負担率削減に係る激変緩和措置や、業務負担増・実施体制整備に係る人的 な経費の措置など、地方自治体に過重な負担が生じないよう、国の責任におい て十分な財政措置を講じること。

(2)新制度の具体像について

地方自治体が、平成27年度の新制度の施行に向けての予算措置及び実施体 制整備を適切に行えるよう、新制度の対象者、事業規模及び実施効果等の具体 像を速やかに示すこと。

(3)第2のセーフティネットの機能強化について

求職者支援制度は、職業訓練受講手当の支給額が生活保護基準を下回ってお り、第2のセーフティネットとして十分機能しているとは言えない。ついては 住居確保給付金との併給など、就労により自立可能な者が生活保護に至らない よう、第2のセーフティネットの更なる機能強化について検討すること。

(7)

(4)地方自治体の意見の反映について

地方自治体は、これまで各々工夫を凝らし、生活保護自立支援プログラム等 の事業を実施してきた。新制度の具体的な制度設計に当たっても、各地方自治 体が柔軟に生活困窮者支援体制を構築できるよう配慮すること。

また、効果的な支援の在り方は、地域によってさまざまな形態が考えられる ため、新制度の実施主体である各地方自治体の意見を幅広く聴き、十分に反映 すること。

2 生活保護制度の見直しについて

今回の生活保護制度の見直しは、一定の評価ができるものの、運用・実務面に ついてはなお課題が残っている。今後も、生活保護の実施主体である地方自治体 の意見を聴きながら、制度の詳細な設計を進めること。

また、最低生活を保障した上で医療費を一部自己負担する仕組みの導入や、生 活保護費の全額国庫負担、年金制度と整合する生活保障等社会保障制度全般の在 り方を含めた抜本的な見直しなど、これまで指定都市市長会が提案してきたもの の今回の見直し案に盛り込まれなかった事項についても、引き続き検討を行うこ と。

平成25年5月29日 指 定 都 市 市 長 会

(8)

骨太方針2013(仮称)に対する提案

人口減少社会の到来、少子高齢化の進行、経済の成熟化及びグローバル化の進展な ど、我が国が構造的な転換期を迎える中、指定都市が引き続き日本経済を牽引する役 割を果たしていくためには、地方が自らの判断と責任により、地域の実情に沿った行 政運営を行うことが可能となるよう、国から地方への権限移譲・税源移譲等を一体的 に実施するなどの地方分権改革を推進することが不可欠である。

しかし、地方分権改革については、第1次及び第2次一括法の施行に加え、今般、 第3次一括法案が国会へ提出されるなど、義務付け・枠付けの見直しや基礎自治体へ の権限移譲などについて一定の進展が見られるものの、いまだ不十分と言わざるを得 ず、指定都市の能力を十分に発揮できる状況ではない。

ついては、地方分権改革をはじめとする地域活性化策や持続可能な財政政策などを 講じ、指定都市が潜在能力を十分に発揮することで日本を牽引するエンジンとなり、 日本経済の再生へ寄与することができるよう、経済財政諮問会議において検討されて いる「骨太方針2013(仮称)」へ次の提案を盛り込むよう強く要請する。

1 多様な大都市制度の実現

大都市制度に関する議論の根幹は、基礎自治体優先の原則の下、住民がより良い 行政サービスを受けられるよう、大幅な権限と財源の移譲による真の分権型社会を 実現することにある。

指定都市は、その規模や歴史・文化の違い、国や広域自治体との関係性、地域で 果たす役割など、異なる特性があり、大阪や新潟などでは、各地域にふさわしい大 都市制度の実現を目指している。大都市が抱える諸課題を解決し、我が国の経済成 長を牽引していくためには、道州制の議論も見守りつつ、各地域の実情に応じた大 都市制度を整備することが必要である。

ついては、「大都市地域における特別区の設置に関する法律」に続き、従来から 制度創設を提案している特別自治市など多様な大都市制度の早期実現を図ること。

2 真の分権型社会の実現のための国・地方間の税源配分の是正

地方の自主財源の充実・強化を図るため、消費税、所得税、法人税など複数の基 幹税からの税源移譲を行い、国・地方間の「税の配分」をまずは5:5とすること。

さらに、国と地方の新たな役割分担に応じた「税の配分」となるよう、地方税の 配分割合を高めていくこと。

なお、地方自治体間の財政力格差の是正については、地方間の税収の水平調整で はなく、地方税財源拡充の中で地方交付税等も含め一体的に行うこと。

3 大幅な権限移譲

国はその本来果たすべき役割を重点的に担い、住民に身近な行政はできる限り地 方自治体に委ねるという理念の下、国と地方の役割分担を抜本的に見直すとともに、 基礎自治体優先の原則に基づき、国・道府県から指定都市への大幅な権限移譲を進 めること。

また、法令等による義務付け・枠付け・関与については、地方自治体において自 主性及び自立性が十分に発揮できるよう、原則として廃止すること。

さらに、国の出先機関改革については、見直しに向けた具体的な工程を明らかに して、着実に推進すること。

(9)

4 権限移譲に伴う税源の確実な移譲

権限移譲により指定都市に新たに生じる財政負担については、税源移譲を基本と して、適切な財政措置を講じること。特に、県費負担教職員制度に係る包括的な権 限を指定都市に移譲する際は、これに伴い必要となる財源については、道府県から 指定都市への税源移譲により措置すること。

5 大都市税源の充実強化

指定都市が大都市特有の財政需要や道府県に代わって行政サービスを提供する事 務配分の特例に対応し、自主的かつ自立的な行財政運営を行えるよう、国・道府県 から指定都市への大幅な税源移譲を行うこと。

6 国庫補助負担金の改革

国と地方の役割分担の見直しを行った上で、国が担うべき分野については、必要 な経費全額を国が負担するとともに、地方が担うべき分野については、国庫補助負 担金を廃止し、所要額を全額税源移譲すること。

7 国直轄事業負担金の廃止

国と地方の役割分担の見直しを行った上で、国が行うこととされた国直轄事業に ついては、地方負担を早期に廃止すること。

また、現行の国直轄事業を地方へ移譲する際には、所要額を全額税源移譲するこ と。

8 地方交付税の必要額の確保と臨時財政対策債の廃止

地方交付税総額については、地方の財政需要や地方税などの収入を的確に見込む ことで、必要額を確保すること。

国・地方を通じた歳出削減努力によってもなお生じる地方財源不足の解消は、地 方交付税の法定率引上げによって対応すべきであり、臨時財政対策債は速やかに廃 止すること。

地方交付税の算定に当たっては、大都市特有の財政需要を的確に反映させるとと もに、予見可能性の確保に努めること。

また、地方交付税は、地方固有の財源であることから、国の政策目的を達成する ための削減は行わないこと。

9 社会保障と税の一体改革の推進

社会保障のあり方については、「社会保障制度改革国民会議」との連携を基に検討 を進めることとしているが、社会保障サービスの担い手である指定都市を含む地方 の意見を十分反映させるとともに、「国と地方の協議の場」において真摯に議論し、 国民が安心して未来を託し得る、将来にわたって持続可能な社会保障制度を早期に 実現すること。

平成25年5月29日 指 定 都 市 市 長 会

参照

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